Atlantis

内容は主にゲームや日常生活ですが、偶に思った事を徒然と書いたりする、ゆるくて雑食な日記です。

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じー。

ども。お久しぶりでございます。
文化祭があって小説書いたり、ポスター描いてたり、普通に勉強したり、ゲームしたり(これメイン(ぇ)、そんな日々を送っていましたが、皆さんはいかがおすごしでしょう?


最近は絵の勉強中です。フリーハンドで今まで描いてたのですが、あまりに宇宙人すぎる絵が多かった気がするので、アタリの本買ってがしがし描いてます。むずかしい!


ROも結構な勢いでやってますが、いろんなキャラのレベル上げて、それなりに役に立てるようなキャラとなりました。びば、修道院ですね。それと、INTチェイサーを作るため、ローグで日夜すりっぱに籠ってます。でも、最近ねおちが多いので、狩り場とかジュノーとかでねおちしてるローグ見たらとりあえずほくそ笑んでおいてください。


そういえば、絵と言えばましろさんが冬コミ当選したらしいです!

12月29日(火) 東地区 S-51b
サークル名 ましましろ。
発行誌名 やわやわ。・ω・。(コピー本)


RO4コマらしいですので、帰りの電車でうふふと読んでみてはいかがでしょう!ちなみに、場違いながらうちのもこっそり載ってるかもしれません。
余裕があったら、うちも4コマをひとつくらいここに載せれるといいなぁ。ただ、全体的なノリは今まで描いた4コマのノリで、ちょっとだけマシになった(だと思われる)作画って感じになると思います。・・・アイディア勝負です!アイディア勝負!
よろしくおねがいします!

・・・と、現状報告だらけになりましたので、文化祭でリメイクした作品のうちの一つを続きに置いておきます。解りづらい世界観をお楽しみください(?)
ではまた!





彼の世界――The end of the World


少しの光も入らぬ新月の夜。
誰も居ない都会の夜。
ある摩天楼の屋上に、少年と少女が居た。

『彼は笑っていて』。
『彼女は笑っていた』。

ぼさぼさだけど綺麗な黒髪の少年は言う。
「これは何?」
まるで人形みたいな長い茶髪の少女は言う。
「これは現実」


彼は、彼女の言っている意味がよく分からなかった。今まで普通に生活していた。家族は今までと変わらないように接していたし、今日遊んだ友達も至って普通だった。街を歩いている時も、人と数えきれない程すれ違った。
なのに、彼女はそれを否定する。見てわかるでしょう?と言ったような口調で。彼は何もわからないまま。


『彼は笑っていて』。
『彼女は笑っていた』。

ぼさぼさだけど綺麗な黒髪の少年は言う。
「これは何?」
まるで人形みたいな長い茶髪の少女は言う。
「これは世界破滅の図」


彼女は、『面白いものを見せてあげる』と、歩いていた彼に歩み寄って来た。彼は不思議と断ることはできなかった。
彼は摩天楼の外を眺める。さっきまで、少女に誘われるまでには、こんな景色ではなかった。ビルを登って来た時には、下って行く景色の中で、ネオンの光は眩しすぎる程に点いていた。だけど、今は点いていない。このビルの光だけが、世界であるかの様に。
暗くて黒い、闇の世界。
考えれば考える程、自分の知っている世界とはかけ離れていく気がする。


こみ上げる笑いを抑えること無く、彼は言う。
「なんでこうなったの?」
口の端を僅かに歪めて、彼女は言う。
「貴方が一番よくわかるはずだよ」


彼は、笑っているのとは裏腹に、思考が錆ついていくのを感じた。世界は、こんなにも唐突に、不思議に終わってしまうものなのか、とさえ思った。考えても思いつかない終わり方をする世界に、自分はどう顔を合わせればいいのだろう。何もできるはずがない。


彼女は訊く。
「うれしいの?」
彼は答える。
「わからない」
「じゃあかなしいの?」
「わからない」

少しの沈黙。そして、彼は呟く。
「――本当に、世界は終わる、いや、終わっているのかい?」
彼女はくすっと笑う。
「終わったかもしれないけれど、まだ終わってないじゃない」
矛盾している、と彼は思った。しかし、その答えに妙に安心してしまった自分がいた。
「どうすればいい?」
「考えることを止めず、生きることを止めなければいいと思う、の」
何故だろう。彼女は絶望的な事しか話していないのに、自分は元気になっていく気がする。
彼女は、誰に語りかけるわけでもないといった様子で話し続ける。
「世界破滅。そう聞いた時、誰も彼もが地球が滅ぶ事を考えているけれど、本当は地球が滅びているかどうかなんて誰にもわからない。自分達が居る証明を自分達でしか行えず、絶対的なモノがあるのかだってその絶対的なモノから審判を受けられるのかどうかさえわからない中で、地球の証明どころか、宇宙そのものが在るかなんて誰にもわからない。もっと大きな定義のモノがまだあるかもしれないし、唯の箱庭に私達は住んでいるのかもしれない。そんな中で、世界破滅と言われたって、どんな世界が破滅するのかが分からない。意外に思うかもしれないけれど、そういうものでしょう?」
彼はここに来て、自分の感じていた違和感にようやく気がついた。彼の思っていた世界と、彼女の言った世界はそもそも違うのだ。


『彼は笑っていた』。
『彼女は笑っていた』。

「――さあ、ここで問題です」
彼女は呟いた。
「『貴方の』『どんな世界が』『破滅するでしょう』?」
「それは…」
彼は考えているように見えるが、答えはもう出ていた。
彼女は、彼に近づき、彼の耳元で囁いた。
「がんばってね」


その言葉が終るか終らないかの間に、彼の視界が徐々にフェードアウトしていった。まるで、『本当に世界が終りを迎えるかの様に』。


『彼は笑っていた』。
『彼女も笑っていた』。





目をうっすらと開ける。視界はまだぼやける。
色が見えて、それは白。少しして、白いのは天井を見ているからと言うことがわかる。
何かの強い刺激が足から走り、暴れる気もないのに暴れてしまい、周りに居た人間に必死に押えられる。そして、人が自分の周りに居ることと、強い刺激というものが痛み、そして、両足が膝の下からないことを知った。
母が、妹が、友達が、涙ぐんで何かを言っているが、よく聞き取れない。心配していることだけは確かなようだ。
『あの日』の記憶がすっかり飛んでいるが、自分は交通事故にでも遭ったのだろう。『あの日』というのが、今日なのか、それともずっと前の日なのか、よくはわからないが、それはどうでもいい。
ただ。
日々陸上競技に明け暮れていた自分が、もうそれを出来なくなった事実だけは解った。
でも、不思議と恐怖は無かったし、絶望も湧かなかった。
『あの少女』。彼女は誰かと思ったが、それは多分、先に『彼女の世界の破滅』を味わった、もう死んでしまった、幼馴染の彼女の、『今の姿』なのだろうと思った。確証はないが、そんな気がする。



人の『世界』。それぞれが持っている、それぞれのモノ。
自分の『世界』を失って、絶望するか、新しい『世界』を作るかは、多分に自分次第なのだろう。
彼はどちらになるか、まだ分かっていない。が。
「がんばってね」という言葉を思い出す度に。
彼は答えを決めている。
彼の一つの世界は終わった。そして、また彼の世界は生まれ変わってくるのだろう。


『彼は笑っていた』。
『彼女も笑っているだろう』。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔友達と一緒にやってた「テーマ小説」を若干リメイクしたものです。
テーマ小説といっても、数人でお題を出し合って、そのお題を全部小説の中に入れる、という簡単なものでしたが、楽しめたものでした。ちなみに、このときのお題は「錆、世界破滅、意外」でした。
抽象的な世界観っていうのが好きで、小説で表したいところなんですが、なかなか難しいものですよね。
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未分類 | コメント:2 |
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この記事のコメント

おわああああw
こぴぺみすしました!w
なおしておきました!w
2009-11-26 Thu 23:48 | URL | とわ #t8S78LHY[ 編集]
2月じゃなくて、12月・・・・・・だよ。・ω・。b
2009-11-26 Thu 16:58 | URL | ましろ #ihMNMLjo[ 編集]

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