Atlantis

内容は主にゲームや日常生活ですが、偶に思った事を徒然と書いたりする、ゆるくて雑食な日記です。

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あ、明けまして…。

すいません、ものっそいサヴォりました。がく。






んなわけで、あけおめなのです。


センター近いのでありますが、まだ日本史微妙です。際どし。


まぁ、日記を書いてる余裕あるんか?アァ?とか怖い兄ちゃんに言われそうな気がしますが、ぶっちゃけあんまありません。(ぁ


なので、これくらいで今日は終わりです。


帰ってくるのは、1~2ヵ月後、後は、書きたいときに来ます!


今年も宜しくお願いします。


んでは。









緑の翼


空を仰いだら、見えた。
虚空を掴んだら、擦り抜けた。
眼に見えるのに届かず。
『在るだけ』の、夢。



それはそうだ。
彼はただ、草原に転がって、手を天に差し出しているだけ。
目の前のモノしか掴めず、
目の前のモノしか相手に出来ない。
実に無様で、実に間抜け。


立ち上がれば、どうだろう。
世界は、綺麗に見えるかい?
価値の無い宝石箱を眺め続けるよりは、ずっといい。
けれど、始めは立てずに、座るだけ。
しかし、初めて今の自分の居場所が分かるのだ。
そうして過ごす内に、草原の先が気になっていく。



勇気を出して、自らの足で立ってみた。
草原は、広かった。
草原の先は、草原だった。
では、草原の先の先は、何だろう。
そうして、駆け出すのだ。



そして彼は、気付くのだろう。
この世界は、草原しかないのだ、と。
最後に想うは、大空の先の夢。
飛んでも、草原に落ち。
叫んでも、届かない。



空の彼方へ行く為に、何が要るのだろう。
彼は再び座り、草原を眺めた。
頭を掻き毟り、草を千切り、考えた。
今在るのは、草と大地と彼だけ。
答えは何も、浮かばない。



――不意に、風が吹いた。



新鮮な驚きで、彼は振り向いた。
風に運ばれて、飛んでいく千切れた草。
運ばれて、飛んでいく。
飛んでいく。



彼は、草を摘み、一つ一つ編みあげた。
草で指を切っても、気にも止めず。
唯々夢中で、楽しそうに。



彼は、緑の翼を作り上げた。
自分自身を、飛ばすために。
嬉しそうに、背中に結び付けて。
手を一杯に広げて、草原に立った。



――再び、風が吹いた。



彼は始めはゆっくり飛び上がり。
やがては、空へと一直線に羽ばたいた。
緑の翼を、一生懸命振って。



何処へ行こう。
何処かへ行こう。
何処までも行こう。
追い続けるモノが、在るかぎり。
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